はいさい!
しまんちゅ工房のあらかきです(^^)
いっいつの間にか、超プライベート日記になっていた僕のブログ・・・
・・・。
笑
もっとシーサーの事、モノ作りの事を発信していきたいと思います(^^)
という事で早速ではありますが!
7年ぶりに父がシーサーを制作開始して
続々と窯から出てきています。
その中から「不動」と名前が付いた作品を紹介しますね(^^)
その前にシーサーとは?
という事ですが、簡単に言うと「魔よけ」
古代から人類は見えない力に対していくつか対処法を模索して
今日まで進化してきましたが
対処法とは科学であり、そして叡智の事ですが
一方でこうしたシャーマニズム的なあるいは「霊性」といった事も
今日まで大切に育んできました。
「幻想」を生み出しそれを共有する力が僕達にはあるという事は
「ホモサピエンス全史」も語られている事ですが
シーサーも世界的な獅子像文化の一つでもあります。
世界各地で獅子像
あるいは
先日博物館で学んだペルーの牛は
獅子ではないのですが
その地域で最も強力で偉大な動物を守護神として飾る
この事は世界中で共通している基本的な「霊性」でもあり、
そして5000年もたった今でも僕達が大切にして
ここ
沖縄では今も一人一人の県民が大切にしている文化です。
ただ
そんな沖縄県もシーサーをのせる風習、習慣、伝統が薄らいできています。
科学の力なのかもしれません。
シーサーが要らない世界は間違いなく良い世界です。
ただ
世の中を見ていると圧倒的にシーサーが足りないと僕は感じています(^^)
気軽にお買い求め出来るシーサーなのですが
きちんと沖縄で製作された伝統に基づいた製法で作られているシーサーも
只今準備中ですので、
ぜひぜひ!こちらもご紹介させてください(^^)
さて!
気軽にお買い求め出来ない父の作品ですが、
もう71歳ですもん。
名人と呼ばれる領域を入りました。
父は注文があって制作する作品もありますが
ほとんど自由気ままに制作してもらっています。
その時に感じている事
そして父曰く「手が先ではなく土が勝手に動いている」
そういう状態ですのでどんな作品が生まれるのか父もわかりません。
ただ今回紹介する作品は、
息子を想う母の気持ちをそえた作品です。
父の作品を見たい!という事で工房に遊びにこられたアーティスのご夫婦がいて
その夫妻の息子さんが大学でラグビーをされているそうで
怪我がないように息子をいつも気にかけているとの事。
そんな母の様子に父は、何かを感じたのでしょう。
「母」は万国共通です。
母の願いが成就され不動のものとなるように
また母の想いはいつまでも「不動」である。
家族を想う強い気持ちがそのまま守護神として形になった作品です。
強さの中に秘めたあふれだす愛情。
世界で唯一の一点ものです。
沖縄で採れた土をつかい最高温度は1,190℃です。
17時間かけて焼き上げました。
いい色が出ています。
父の作品の特長はなでている。
もともと瓦職人でもあるので
撥水性を高める為に表面を丁寧に仕上げて行きます。
そして線なのですが、
まるで鉄でひいたような力強くて迷いのない真っすぐな線が特徴です。
素晴らしい。
まだHPでは紹介していませんが先にブログでご紹介します(^^)
この他にも後3対!紹介していない作品がございます!!!
急いで仕事します!!!
それでは!
本日もお越し頂きいっぺー!にふぇーでーびる(誠にありがとうございます!)