はいさい!
しまんちゅ工房のあらかきです。
今朝はシーサー研究室からお届けしたいと思います。
シーサーはなんだろう?という問いには沢山の答えがあるのですが、
学術的には世界に点在する獅子像文化の一つ。
になるわけです。
沖縄では魔除けであり守護神
時代を変えれば権力の象徴。
このように人類が獅子像に託した想いは、実は変わりつつもあります。
「不易流行」
これが当店が掲げる大きな理念ですが
これまで本質は変わらずカタチが変わる
という事を正解のように僕は持ち歩いていましたが
世界に点在する獅子像文化を勉強していくうち
実は獅子像の本質さえも変化していくのでは?と気付きがありました。
そして
変らない不変なる部分があるとしたら
これは永遠の謎なのかもしれません。
なんだかその方がロマンがあって僕は好きです。
本質さえも時代と共に変化していく。
人類が獅子像に託した想いは、王の威厳を保つためだったり
仏教伝来の守護者だったり
山火事絶えない場所を火伏せとして設置されたり
この世とあの世を橋渡しする役目だったり
あれ?
こう書いているとやっぱり本質は「人類の安寧」かもなと思ったりします。
王はなぜ威厳を保ちたかっのか?
それは絶対なる王がいると秩序ある均衡状態
つまり「平和」が保たれる。
仏教の普及を願ったインドのアショーカ王もそうです。
仏教が普及することで人々は救われる。
山火事への村落獅子も同じです。
そして浦添ようどれの墓内部にある獅子像もそうです。
王への静かな眠りを護っている。
それはなぜなのか?
それこそが全体の為になるから
ただ僕は本質はさらに奥にあると考えています。
「ZERO」
いつかこの不偏不党なる究極の本質を表現した獅子像を制作するのが僕の夢ですが
いまは
皆さんに皆さん自身の魔除けであり守護神をお届けするのが僕の使命です。
前置きが長くなりました・・・。
今日は浦添ようどれにある獅子像と朝鮮半島編で勉強した獅子像と比較
また
奥深くで繋がっている共通の本質
さらには
最近
事件になってしまった事についても触れていきたいと思います!
今日は長くなります!
・・・。
さてさて
朝鮮半島編を勉強していて
沖縄のシーサーととても類似する事に気付き感動しているのですが
改めて
浦添ようどれの墓内部にある獅子像をご紹介したいと思います。
沖縄の歴史的墓所「浦添ようどれ」
沖縄本島に位置する浦添市には、「浦添ようどれ」と呼ばれる琉球王国時代の歴史的な王族墓地があります。
ようどれは、13世紀に琉球王国の英祖王が築いたとされ、16世紀には尚寧王が改修を加えました。
現在、浦添城跡の敷地内に位置しており、国指定史跡として保存されています。
この墓所の構造は、沖縄特有の岩墓と呼ばれる形式で、自然の崖を削って作られています。
内部には、洗骨後の遺骨を収める**「厨子甕(ずしがめ)」**があり、特に目を引くのが、この甕の蓋に施された獅子や龍の装飾です。
獅子像には邪気を払う意味が込められており、死後の安寧と霊的な守護を願う琉球文化の象徴とされています
写真は、浦添ようどれにあるお墓の前です。
内部の写真は入手出来なかったのですが
詳しく紹介しているブログがあったので
リンクしておきます。
ブログで紹介している東室の石厨子のレリーフを見てさらに驚いてしまいました。
というのも
浦添ようどれにある厨子甕(ずしがめ)に装飾された獅子像と
朝鮮半島の東九陵と呼ばれる王陵に設置されている獅子像との類似点を書くつもりでしたが・・・。
ぜび
ブログで紹介されている東室の石厨子の屋根瓦の下り棟にご注目ください。
これは
そう!
ジャプサンですよね(^^)!
いやいや興奮してしまいました。
確定ではないです。
かもしれません。
ブログによると17世紀前半に第2次大改修が最後となっております。
もしもその時に制作されたものだとすれば
僕の頭によぎるのは
秀吉の朝鮮出兵です。
15万のへいを朝鮮半島へおくり
ソウルまで陥落させてしまった
秀吉の晩ねんに傷をのこした
あの朝鮮出兵で何が起きたのかは
日本の陶芸歴史をご存知の方はおわかりだと思います。
16世紀末に朝鮮に出兵した鍋島直茂が連れて帰ってきた李参平。
17世紀初頭に有田に移住し、泉山で磁器の原料となる陶石を発見したと考えられていて
その後日本の磁器に大きな功績を残しました。
そして何といっても
琉球にはこの人がいます。
張献功
くー!!!すみません。時間が来てしまいました・・・。
また
続きは夕方かきます!
いったん
ここで失礼させてください(><)
すみません!戻ってきました。
ただ
張さんの話になるとどんどん話がずれてきそうです・・・。
また改めてさせてください。
もう蛇足に蛇足を重ねてしまって訳が分からない状態になりました・・・。
また
書きます笑
47歳
蛇年なんで・・・。
木曜日の朝
苦戦しております!
また書きます。
今日もお越しいただきありがとうございます。
すみません(><)