世界中の獅子像「シンガポール編」
2024/12/5 修正版
はいさい!
しまんちゅ工房のあらかきです(^^)
沖縄県産のシーサーを取り扱って今年で17年!
シーサーを取り扱う事で勉強してきた事を記事にしていく
「シーサー研究室」
今日は、世界中にいるシーサーの仲間達をご紹介したいと思います!
その前に!
シーサーのルーツであり起源となる
「獅子文化」
メソポタミア文明の初期の帝国では、
ライオンをモチーフにした彫刻や絵画が沢山あり、
帝国を守る守護神や霊獣としてライオンを神格化させたのが獅子文化の起源だと僕は思っています。
権威を守る象徴として生まれた獅子文化、
それが宗教にとってかわり、また権威が自由との競合で変化していくのですが、
法律や民主主義制度が誕生しない古代では、
権威とそれを守護する獅子文化は、
社会秩序を構築する上で、とても重要な役割をもっていたように思います。
琉球王朝も第二尚氏時代に権威を絶対化するため、様々な政策を生み出すのですが
その一つに
「せいふぁーうたき」を頂点にした琉球の精神統一を構造化に成功した事例があります。
「東まーい」という王が君臨する事へのストーリ化を実現するために、
これまで、地域に存在していたシャーマンを残しながら「のろ」という役職を生み、配置する事で精神世界を中央集権化する事に成功します。
なぜ
第二尚家が出来たのかというと
これも中国大陸から伝わった知恵という歴史だと思います。
このように、権力の維持装置して使用された歴史的な背景をもつ獅子像文化、
沖縄では明治以降に一般宅にまで普及する世界でも類を見ない文化になりましたが、
今日紹介するのは、アジアでも有名な獅子像文化の一つだと思います。

シンガポールのマーライオン!
マーライオンもメソポタミア文明を支えてきた獅子文化からヒントをえて生まれたモノだと僕は勝手に思っています。
その土地を秩序正しく治めたいと願ったリーダーが作り出した創造上の守護神。
マーライオンの庇護をうけてシンガポール共和国は、アジアでも屈指の経済大国になっています。
そのマーラインの誕生秘話が面白い(^^)
マーライオンの頭部は、11世紀にスマトラ島の王子サン・ニラ・ウタマがシンガポール島を訪れた際、
ライオンに似た動物を目撃したという伝説に由来します。
この出来事から、サンスクリット語で「ライオンの町」を意味する「シンガプーラ」と名付けられ、これがシンガポールの名称の起源となりました。
一方、下半身の魚の尾は、古代に「海の町」を意味する「テマセック」と呼ばれていたシンガポールの海洋国家としての歴史を象徴しています。
マーライオン像は、1964年にシンガポール政府観光局のエンブレムとしてデザインされ、
1972年に彫刻家リム・ナン・セン氏によって制作されました。
高さ8.6メートル、重さ70トンのこの像は、当初シンガポール川の河口付近に設置されましたが、2002年に現在のマーライオン公園に移設され、
観光名所として多くの人々に親しまれています。
シンガポール国内には、公式に認められたマーライオン像が5体存在し、最も有名なのはマーライオン公園のものです。
他にも、セントーサ島のマーライオンタワーや、マウント・フェーバーの展望エリアなどに設置されています。
マーライオンは、シンガポールの豊かな歴史と文化を象徴する存在として、国内外から多くの人々に愛されています。
シンガポールを象徴する獅子像となったのですが、やっぱりシンガポールでもマーライオンは公共的な役割から民間にまでは普及しません。
一般宅に普及したマーラインをWEB上ではありますが、探してみたのですがやっぱりなく、
以下の事を考えて公共的な役割をもったとても分かりやすい獅子像文化の一つだと思います。
1. マーライオンの象徴的役割
マーライオンは、1964年にシンガポール政府観光局が観光のシンボルとしてデザインを依頼し、1972年に初めて設置されました。
このことから、マーライオンは国家や観光の象徴としての役割が強く、一般家庭での設置は一般的でないと考えられます。
2. 多民族・多宗教社会における家庭内信仰の多様性
シンガポールは多民族・多宗教国家であり、中国系、マレー系、インド系など様々な民族が共存しています。
各家庭では、それぞれの宗教や文化に基づいた守護像やシンボルが用いられる傾向があります。
例えば、中国系の家庭では仏教や道教に関連する像が一般的です。
このような背景から、マーライオンが家庭内で守護像として普及することは少ないと推察されます。
3. マーライオンの観光資源としての位置づけ
マーライオンはシンガポールのランドマークであり、観光資源としての側面が強調されています。
そのため、一般家庭での設置よりも、観光地や公共の場での存在感が重視されていると考えられます。
以上の点から、シンガポールの一般家庭にマーライオン像が普及していない理由を推察できます。
これは狛犬も同じで、
神社には設置されますが、民間にまでは普及しませんよね。
獅子文化は、公共性が強いのです。
でも沖縄では民間にまで普及した世界でも例をみない獅子文化なのです。
これは、沖縄の歴史にとても強いかかわりがあります。
その分岐点になった沖縄の歴史についてはこちらをご覧ください。
しかし、
マーライオン!
言葉の響きも素敵ですよね
そのマーラインなのですが
なんと!
中に入れるそうで!
それがこの写真のマーライオンなのですが!

37メートルもあるそうです!
ただ
調べてみると2019年には取りこわす予定という記事を見まして・・・。
もうないのでしょうか?
ただ!
マーライオン!
世界中に点在している獅子文化でも下半身が魚!という非常に特徴的な像ですが、面白いですよね。
ヴェネツィア編ではライオンに翼でした。
今度はどんなシーサーの仲間が出てくるのでしょうか?
その次回なのですが!
中国のあの!獅子像をご紹介したいと思います。
最近
その獅子像が、マーベル作品に出ていて動いているのを見て感激しました。
https://marvel.disney.co.jp/movie/shang-chi.html
あの獅子はどうみてもあの獅子像です(^^)
映画の内容よりも
そこに感激して何度も獅子が出てくるシーンを再生しては感激して、
家族からはクレームの嵐でしたが・・・。
神獣が、最新の技術で綺麗に表現される時代です(^^)
これからは
その神獣を自宅において
自らの手で平和を築く時代だと思います!
そのお手伝いを今日もちばっていきたいと思います!
今日もお越し頂きまた、最後までお付き合い頂きいっぺーにふぇーでーたん(^^)
はいさい!
しまんちゅ工房のあらかきです(^^)
沖縄県産のシーサーを取り扱って今年で17年!
シーサーを取り扱う事で勉強してきた事を記事にしていく
「シーサー研究室」
今日は、世界中にいるシーサーの仲間達をご紹介したいと思います!
その前に!
シーサーのルーツであり起源となる
「獅子文化」
メソポタミア文明の初期の帝国では、
ライオンをモチーフにした彫刻や絵画が沢山あり、
帝国を守る守護神や霊獣としてライオンを神格化させたのが獅子文化の起源だと僕は思っています。
権威を守る象徴として生まれた獅子文化、
それが宗教にとってかわり、また権威が自由との競合で変化していくのですが、
法律や民主主義制度が誕生しない古代では、
権威とそれを守護する獅子文化は、
社会秩序を構築する上で、とても重要な役割をもっていたように思います。
琉球王朝も第二尚氏時代に権威を絶対化するため、様々な政策を生み出すのですが
その一つに
「せいふぁーうたき」を頂点にした琉球の精神統一を構造化に成功した事例があります。
「東まーい」という王が君臨する事へのストーリ化を実現するために、
これまで、地域に存在していたシャーマンを残しながら「のろ」という役職を生み、配置する事で精神世界を中央集権化する事に成功します。
なぜ
第二尚家が出来たのかというと
これも中国大陸から伝わった知恵という歴史だと思います。
このように、権力の維持装置して使用された歴史的な背景をもつ獅子像文化、
沖縄では明治以降に一般宅にまで普及する世界でも類を見ない文化になりましたが、
今日紹介するのは、アジアでも有名な獅子像文化の一つだと思います。

シンガポールのマーライオン!
マーライオンもメソポタミア文明を支えてきた獅子文化からヒントをえて生まれたモノだと僕は勝手に思っています。
その土地を秩序正しく治めたいと願ったリーダーが作り出した創造上の守護神。
マーライオンの庇護をうけてシンガポール共和国は、アジアでも屈指の経済大国になっています。
そのマーラインの誕生秘話が面白い(^^)
マーライオンの頭部は、11世紀にスマトラ島の王子サン・ニラ・ウタマがシンガポール島を訪れた際、
ライオンに似た動物を目撃したという伝説に由来します。
この出来事から、サンスクリット語で「ライオンの町」を意味する「シンガプーラ」と名付けられ、これがシンガポールの名称の起源となりました。
一方、下半身の魚の尾は、古代に「海の町」を意味する「テマセック」と呼ばれていたシンガポールの海洋国家としての歴史を象徴しています。
マーライオン像は、1964年にシンガポール政府観光局のエンブレムとしてデザインされ、
1972年に彫刻家リム・ナン・セン氏によって制作されました。
高さ8.6メートル、重さ70トンのこの像は、当初シンガポール川の河口付近に設置されましたが、2002年に現在のマーライオン公園に移設され、
観光名所として多くの人々に親しまれています。
シンガポール国内には、公式に認められたマーライオン像が5体存在し、最も有名なのはマーライオン公園のものです。
他にも、セントーサ島のマーライオンタワーや、マウント・フェーバーの展望エリアなどに設置されています。
マーライオンは、シンガポールの豊かな歴史と文化を象徴する存在として、国内外から多くの人々に愛されています。
シンガポールを象徴する獅子像となったのですが、やっぱりシンガポールでもマーライオンは公共的な役割から民間にまでは普及しません。
一般宅に普及したマーラインをWEB上ではありますが、探してみたのですがやっぱりなく、
以下の事を考えて公共的な役割をもったとても分かりやすい獅子像文化の一つだと思います。
1. マーライオンの象徴的役割
マーライオンは、1964年にシンガポール政府観光局が観光のシンボルとしてデザインを依頼し、1972年に初めて設置されました。
このことから、マーライオンは国家や観光の象徴としての役割が強く、一般家庭での設置は一般的でないと考えられます。
2. 多民族・多宗教社会における家庭内信仰の多様性
シンガポールは多民族・多宗教国家であり、中国系、マレー系、インド系など様々な民族が共存しています。
各家庭では、それぞれの宗教や文化に基づいた守護像やシンボルが用いられる傾向があります。
例えば、中国系の家庭では仏教や道教に関連する像が一般的です。
このような背景から、マーライオンが家庭内で守護像として普及することは少ないと推察されます。
3. マーライオンの観光資源としての位置づけ
マーライオンはシンガポールのランドマークであり、観光資源としての側面が強調されています。
そのため、一般家庭での設置よりも、観光地や公共の場での存在感が重視されていると考えられます。
以上の点から、シンガポールの一般家庭にマーライオン像が普及していない理由を推察できます。
これは狛犬も同じで、
神社には設置されますが、民間にまでは普及しませんよね。
獅子文化は、公共性が強いのです。
でも沖縄では民間にまで普及した世界でも例をみない獅子文化なのです。
これは、沖縄の歴史にとても強いかかわりがあります。
その分岐点になった沖縄の歴史についてはこちらをご覧ください。
しかし、
マーライオン!
言葉の響きも素敵ですよね
そのマーラインなのですが
なんと!
中に入れるそうで!
それがこの写真のマーライオンなのですが!

37メートルもあるそうです!
ただ
調べてみると2019年には取りこわす予定という記事を見まして・・・。
もうないのでしょうか?
ただ!
マーライオン!
世界中に点在している獅子文化でも下半身が魚!という非常に特徴的な像ですが、面白いですよね。
ヴェネツィア編ではライオンに翼でした。
今度はどんなシーサーの仲間が出てくるのでしょうか?
その次回なのですが!
中国のあの!獅子像をご紹介したいと思います。
最近
その獅子像が、マーベル作品に出ていて動いているのを見て感激しました。
https://marvel.disney.co.jp/movie/shang-chi.html
あの獅子はどうみてもあの獅子像です(^^)
映画の内容よりも
そこに感激して何度も獅子が出てくるシーンを再生しては感激して、
家族からはクレームの嵐でしたが・・・。
神獣が、最新の技術で綺麗に表現される時代です(^^)
これからは
その神獣を自宅において
自らの手で平和を築く時代だと思います!
そのお手伝いを今日もちばっていきたいと思います!
今日もお越し頂きまた、最後までお付き合い頂きいっぺーにふぇーでーたん(^^)