しまんちゅ工房 | 世界中の武器をシーサーに！

はいさい！

沖縄生まれのシーサーを取り扱って１６年！
しまんちゅ工房のあらかきです(^^)


沖縄を守る「シーサー以外の魔除け」として第一回からシリーズで書いています(^^)


第一回は「すいじ貝」

第二回は「サン」でしたが


前回も書きましたが沖縄を守護する魔除け達は、
伝来型と地域で生まれた二つの魔除けに分類することが出来ると思っています。


「すいじ貝」と「さん」は、まさに！沖縄の気候風土がないと生まれない
地域型の魔除けでしたが、

今回、ご紹介するのはシーサー同様！伝来型の魔除けです(^^)


今日もあつく！書いていきますので、
どうぞ最後までお付き合いくださいませ(^^)



シーサー以外の魔除け　第三回　「石敢當」


石敢當？

読み方？と思いませんか？(^^)

沖縄では「いしがんとう」と読んだりしていますが
地域差があって読み方もバラバラです（＞＜）

ただ！

どこに設置するかは、沖縄共通のモノがあります。

それは
道に面した壁！


沖縄ではマジムン（魔物）は道なりに歩いてくると考えられていて、
Ｔ字路に設置する事で気の流れをとどめないように石敢當を設置する風習があります。


この石敢當ですが、中国から伝わってきたと言われていて、
鹿児島にも沖縄程ではないのですが、設置する風習が残っている地域もあるようです。

また
海外でもアジアには設置する風習があるようですが、
沖縄は今でも！この石敢當を設置する風習が強く残っていまして

なんと！！！

ＤＩＹセンターなどでも購入する事が出来るんです（＞＜）

資材とおんなじ！！！

もちろん
シーサーもあります(^^)


石果敢當の由来は諸説ありますが
強い！中国の武将や強い！力士の名前にあやかってや
また
石そのものから発する力など

僕は、最初
石そのものを設置していたのではないかなと思っています。

琉球の御嶽（うたき）と呼ばれる聖域に訪れると
きまって

大きな木や大きな岩や石
大きな池、川、滝、海、山

大自然そのものがどかーーーーんとある場所が多いからです。


それは古神道と呼ばれるように、
自然そのものを崇拝する日本人特有の精神的霊性があるからだと思っていますが
どうなんでしょうか？



また調べて見ると
日本最古の石敢當が大分県にあるそうで！


シーサーのように、本州にも伝来した経緯があるのですね。

狛犬もそうですが、

同じように中国大陸から伝来してきたモノも
その地域の文化の影響受けて変化に富んでいくのは
とても面白いですよね。

沖縄という地域は、とにかく
横に広がる
そんな風に思います。

また
精神的霊性が、古代のまま
現代までしっかり引き継がれているのも一つかなり特色なのではと思います。


それは先ほども書きましたが古神道と呼ばれる御嶽が
今も生きていて
ただ
ただ大自然がある

・・・。

どうして
変わらないのでしょうか？


と思っていたら
変わる所はきちんと変化しているなーと思いました。

石敢當は
「石」で作れているのが殆どですが、
最近ではプラスチックで出来たお土産もあります。


たったしかに

プラスチックは現代の便利さを与えたモノならば
価値のある材質ですね（＞＜）

僕は石の方が好きですが
ただ！
焼き物を扱って１６年！

シーサー職人が作る「石敢當」もありますので、ぜひぜひお問合せくださいませ(^^)






写真の石敢當は、埼玉県へ本日配送でございます。


しっかり！気合いれてお届けしたいと思います！


本日は、伝来型の魔除け「石敢當」についてお届け致しました。


調べていると鹿児島だけではなく
全国にも伝来していたのが分かりました。

そして
シーサーのように
今もまだ、信じて
そして設置しているのは世界でもここ沖縄だけのようです。

伝来型の魔除けを書いていると
どうも沖縄だけ今でも強く風習として残っていると感じます。

次回は、そんな沖縄の精神的支柱となっている御嶽をご紹介したいなと思います。

御嶽にその秘密があるように思います！


そして
本日は月の終わり


午後
時間をとって

御縁がありましたシーサーの祈願をしてきます(^^)

祈念という想いばかりですが、
本気で当店がお届けしたシーサーが！
未来永劫鎮座して守護神となるように！
といいますか確信しています(^^)


当店のシーサーは、すべて
沖縄で手作りされた本物のシーサーですから。


本日もちばって本物のシーサーをお届けしていきますので
ゆたさるぐとぅうにげーさびら～～

また
最後までお読みいただきいっぺーにふぇーでーたん