沖縄粘土

はいさい!!!

今年の8月で沖縄県産のシーサーだけを取り扱って17年になる!
しまんちゅ工房のあらかきです(^^)

今日はちばって!肩書きを付けてみました。

昨日
久し振りに国際通りに行く用事があって、ただ半分もお店があいていなく、寂しい限りでした。

奇跡の1マイル

国際通りはかつて沖縄県民からそう呼ばれていました。

あるいは県外から呼ばれたのかもしれません。

戦後

なんにもない状態から目覚ましい発展をとげた国際通り、
その全長が約1マイルだったことから奇跡の1マイルと呼ばれるのですが、
なぜマイルか?というと

1945年から1972年まで沖縄はアメリカが統治していました。

なんと27年!

道路も反対車線

そして通貨はドル

なので、アメリカ統治時代をドル時代とも呼びます。

僕が小さい頃は、国際通りというと
映画館をはじめファッションやグルメと若者があつまる場所でした。


今では完全に観光地化されて地元の人は、ほとんど行かないじゃないでしょうか?

また
沢山のお土産店が並んでいますが、
県産品だけにこだわっているお土産店ほとんどありません。


「お土産」って土から産まれると書きます。

最近では、その土も沖縄でとれた土ではなくなってきています。

というのも
沖縄の土はクチャと赤土を配合して使うのですが、
クチャに含まれる石などの混入物が焼き物としては非常に致命的な破損を引き起こすので、
なかなか取扱いにこまる土なんです。

それでも
沖縄の土にこだわっている職人さんは多くて頭が下がります!


父も
7年ぶりのシーサー製作で、沖縄の粘土ではなく!

信楽粘土を使用していますが、
素晴らしい!と夢中になって製作しています。

ただ
やっぱり沖縄の土にこだわってみたいという事で
仕入れて試しているのですが、

非常に粘着力があって手こずっている様子でした。

でも

ある時から
土がこうして欲しい!と語りかけてきて手が勝手に動くそうです。

小さい頃から
クチャであそんで
大学を中退してすぐ
沖縄の粘土で花鉢やレンガを祖父の元で製作しています。


いまでは機械で製造していますが
祖父の時代は手作りです。


新垣瓦工場の創業である祖父母の元で
小さい子からクチャで遊んでいた父は、手が覚えているんですね。


「信楽粘土はいいな~~!
大物は信楽粘土でいくか!」と話していた父が

先週から

「沖縄粘土でいくか!」となっています(^^)


信楽粘土の1240℃焼成に成功したのですが、

まだ
沖縄粘土での焼成は試していません。

それを見ての判断になるかと思いますが、
成型段階で傑作の風格を持っています。

沖縄粘土



※親子ですので、父の作品が日本一だと思っているのですが、
シーサーは相性だとも思っています!
世界中に散らばる美女の中から上さんが一番だ!!!と思う気持ちと同じです。
ですので、「皆さんがこれだ!」と思うシーサーが世界一です。



ここからじっくり2か月間
自然乾燥させての焼成。

まだまだ道は長いのですが、毎日めちゃくちゃ楽しいです!!!(^^)


これからも沖縄県産にこだわっていくと共に!
これからは、材料や制作過程にももっと!踏み込んでこだわっていきたいと思います。

僕がこだわるというのは、
それをきちんと情報としてお届けしたいという事です。

これは何の土なのか?
温度は?
そして職人さんの「想い」

シーサーのセレクトショップとして、守り神を迎え入れる皆さんと職人さんとの
架け橋として「情報」をたくさん!たくさん!お届けしたいと思います!


という事で!

百聞は一見に如かず!

こうしてブログを書くのも良いのですが、
もっと!父の作品を製作途中からお届けしたいので、
インスタグラムも始めようと思います!


沖縄粘土



こんな風に職人さんの手がわかる
この造形を生み出していく手と土の感触、

これは乾燥中でまだ土が生きているといいますか
変化している状態です。

乾燥していく様子もお届けしたいと思っています(^^)


始動したらコチラでもご案内しますので楽しみにお待ち頂けたら
めちゃくちゃ嬉しいです!


お土産屋さんとは
その土地で生まれたモノですが

その土地の土にこだわっている職人さんもいる。

そんな事をきちんとお伝えしていきたいと思います。

先日、
屋冨祖さんにお話しをきいたら
自分で沖縄の北部に土を取りに行っている職人さんもいるみたいで!!!
僕はめちゃくちゃ感動しました。

こういう方の作品も扱えるように
ちばっていきたいとおもいます!!!


その前に
屋富祖さんのページを製作しなければ!!!!!!!!


それでは!

本日もゆたさるぐとぅうにげーさびら!

そして最後までお読みいただき
いっぺー
いっぺー
にふぇーでーびたん(^^)








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店舗情報

店名

しまんちゅ工房

住所

〒901-1302
沖縄県島尻郡与那原町字上与那原364−1

TEL

098-946-3035

営業時間

10:00~17:00

定休日

水曜日・木曜日

URL

https://www.shimancyu-koubou.com/seesaa.html


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